「はじめての海外赴任!航空便には何をつめる?」
引っ越しの荷物の送り方は、①手荷物、②航空便、③手荷物の3つ。基本的には、荷物の大部分を船便で送り、必要なものを厳選して航空便にします。
今回は、実際に夫婦二人でコロナの流行の中で渡米したときの航空便の中身をもとに、航空便の荷物の選定についてご紹介します。
☆はじめに☆ 航空便準備の極意
Step1 航空便で送れる容量を確認
「あなたが航空便で送れる量」はどれくらいか知っていますか?
送れる容量や重さは、会社の規定によって決まっているところが多いでしょう。
駐在員としていく場合は、手続きのマニュアルを確認すれば載っているでしょうし、会社と提携している引っ越し業者などがあれば、業者からも確認することができるでしょう。
はじめての海外赴任であれば、手続きなどのいろいろとやらなければいけないことが多い中、慣れない土地で必要なものを探してそろえて生活をはじめるのは思いのほか大変です。(もちろん、今は世の中便利になもので、現地でそろえようと思えば、ほとんどのものを購入できますが・・・)
手荷物と航空便があれば、必要最低限の生活はできる!という準備ができると安心ですね。
いかにして、コンパクトに必要不可欠なものを送るのか!ということが重要になってきます。
気付けばもうすぐ引っ越しです。
そろそろ実際に、仕分けをしなくては!
航空便で、どれくらいのものを持っていけますか?
何を航空便にいれれば、安心ですか?
渡米後、慣れない土地で、
すぐに必要なものを探して買いそろえるのは大変!
「普段、使っているものは
基本、手荷物や航空便に入れる」
と考えるとよいでしょう。
でも、心配をしなくても
アメリカでは、基本的には何でも
買おうと思えば購入できます。
ただ、赴任予定の地域によっては
なかなか手に入らないものもありますし、
送れるものも、地域によって多少違ったりもします。
地域の情報は、必ずチェックしてみてください!
Step2 容量・必要度に合わせて、仕分け
夫の会社は、家族帯同、夫婦二人で「60Lor 60kg」まで送ることができました。
実際に、梱包した後の荷物は、段ボール大(45cm×65cm×32cm)が3箱、段ボール小(30cm×45cm×32cm)が1箱。
ただ、これは緩衝材なども含めての総量なので、この容量めいっぱいのものは送れないでしょう。また、極端に重いものがあった場合は、これよりも容量は少ない場合でもいっぱいになってしまう可能性があります。
梱包前に仕分けしていたものの量は、大きい段ボール約2箱分くらいだったかと思います。
あとから必要不可欠なものが入らなくなってしまうのも困るので、
①絶対に送りたいもの
②余裕があれば入れたいもの などに簡単に仕分けしておくと、いいかもしれません。
わが家は、急に「あと少し余裕がありますが何を送りますか?」といわれ、焦りました。
急に言われたもので、とりあえずぱっと目に見えたものを追加したけど、あとから、これを入れておけばよかったなと思うものも...
逆に、「仕分けしてあったもの全部は入りません。」と最後に言われ、泣く泣く船便にしたものがあって、あとから後悔したという話も知り合いから聞きました。
各家庭の生活スタイルや
引っ越しの時期によっても
物の重要度は変わってくるので、
よく考えて仕分けしましょう!
それでは、コロナの流行の中、2020年6月に渡米した30代夫婦が実際に、航空便につめていったもの、持っていけばよかった!と思ったもののチェックリストを見てみましょう!
※併せて、「手荷物のチェックリスト」も参考にどうぞ♪重複しているものもあり。
※印刷してチェックリストとしても、ぜひご活用ください!
空欄部分は、ご自身で追加記入していただけるようになっています。
※太字はおすすめ。細字は余裕がなければ、現地購入でもよいかなと思うもの。
キッチン用品
基本的に、普段調理に使っているものは持っていったほうが便利です。
規定の容量が少ない場合は、フライパンや鍋は渡米後に、セットで購入してもよいかもしれません。(アメリカでは、鍋やフライパンなどは、〇点セットで販売されているものも多くあります)
調理器具などのキッチン小物はそんなにかさばらないので、日本から持っていくのがおすすめ!
わたしは、古くなっていたものは日本で新しく買いそろえて渡米しました。
調理器具は、鍋やフライパンなどと同様セットでも販売されていますが、日本のものより大きく使いづらいと感じたり、さいばしなど日本で使っていたものが、なかなか売っていなかったりします。(もちろん、探せばちょうどよいサイズ感のものもありますが…)
また、アメリカでは、ほとんどのものを食洗器で洗う生活になると思うので、調理小物などを渡米前に買いそろえる場合は、食洗器対応のものを選ぶとよいです。
収納ボックス・保存容器などは、中に別のものを入れたり重ねたりして事前にまとめておくとよいです。その際、破損などがないように、自分でタオルなどを使って梱包しておくのもポイントです。(緩衝材としてタオルを入れておくと、現地でタオルとしてもすぐ使えるので便利です)
食料が輸送できる地域であれば、はじめに必要となる日本食材を入れてもいいかもしれません。ですが、アメリカは、引っ越しの荷物として食料品は送れません。持ち込みは手荷物のみなので注意しましょう。
日用品・生活用品
調理小物などと同様、普段の生活で使っていたものは基本的に手荷物か、航空便で持っていく安心です。
ラップは、日本のものが使いやすいので余裕があれば多めに入れておきましょう。フライパン用ホイルシートは、アメリカのキッチンには魚焼きのグリルがないので、フライパンで魚を焼くときにあると便利です。
タオルは、アメリカでも購入可能ですが、日本とサイズ規格が違ったり、素材感が日本のもののほうがふわふわしていて気持ちがよいものが多いので、持ってくることをおすすめします。
ティッシュ・トイレットペーパー・キッチンペーパーなどは、現地調達でもよいかもしれませんが、わが家は心配だったので、1つずつお守りにいれておきました。入れておくと、日本とアメリカの製品の大きさの違いを渡米後すぐに楽しむこともできます。
日本では100円ショップに行くと、収納ボックス・食器棚シートなど様々なものが気軽に安く買えます。アメリカでは、1$では、日本の100円ショップクオリティのものは買えません。
荷物に余裕があれば、航空便に少しでも詰めておくと、引っ越し後、家の中を整理するときに役立ちます。(ダイソーなどがお近くにある地域に引っ越される場合は、現地調達でもよいのかもしれません)
すきばさみやバリカンも、髪が伸びてきて気になったときに家でお手入れすることができるのでおすすめです。ドライヤーは、現地調達でもよいですが、個人的には日本のものが髪に合っていて気に入っているので航空便に入れておいてよかったなと思っています。
シリコンヘアキャッチャーはなくても大丈夫なものですが、軽くて小さく日本だと100円ショップで手に入るものなので、荷物に紛れ込ませておくとお風呂の排水溝掃除が楽になります。シリコン製のものだと家の排水溝に合わせて切ってサイズを合わせられるのでおすすめです。
衣類・くつ
衣類に関しては、手荷物には今の季節に必要なもの、航空便には船便が届くまでの季節に必要となりそうなものを入れておくとよいでしょう。特に、季節の変わり目の渡米の場合、暑くなったり寒くなったり気候が変動することも多いので、手荷物で持っていく分と合わせて、様々な天候に合わせて生活できるように考えて選定しましょう。
スリッパは、自分たちの分はもちろん、引っ越し後、すぐにお客さんが来ることもあるので、余裕があれば入れておくと便利です。アメリカでも売っていますが、日本のほうが売っている種類は多いです。
本・文房具・仕事用品・学用品
本は、アメリカで生活していくうえであると安心できる、日本語で書かれた本を入れておくと、お守り代わりによいでしょう。
渡米後様々な手続き時に書類をもらうことが多いので、整理するためのクリアファイルもあると便利です。
文房具もアメリカンサイズのもので使いにくかったり、1つほしいのにまとめ売りされていて大量に買わなければいけなくなったりするので、日本の使い慣れたものを必要な分だけ持っていくとよいと思います。
お子さんがいる場合は、えんぴつや消しゴム、定規などの学用品、学年によって必要なもの(竹ものさし、コンパス、絵の具セット、書道セットなど)もあわせて必要になるでしょう。
その他 ※自由記入欄
☆まとめ☆
・手荷物と航空便があれば、必要最低限の生活はできる!という準備ができると安心。
・絶対に入れたいもの・余裕があればいれたいもの、事前に必要度別に仕分けしておくと、引っ越し当日の気持ちに余裕をもてる。
・まとめられるものは、事前に梱包&コンパクトにしておくとよい。
航空便に、必要なものをつめることで
はじめての海外生活を
安心してスタートすることができますよ!
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