渡米すると、SSNととも
にアメリカ生活で必要不可欠な
「ドライバーライセンス(Driver License)」!
ほとんどの州・地域では、
車と運転免許がないと生活が不便。
アメリカの一部の都会の州・地域では、車がなくても十分暮らしていけますが。
アメリカ国内を旅行しようと思った時にも、
車や運転免許があるか、ないかで楽しみ方も変わってきます。
<渡米~取得までの かんたんな流れ>
- 2020年6月に渡米
- 11月にSSNゲット(夫は8月)
- 12月にラーナーズパーミット(仮免許)ゲット
- コロナでしばらく実施されていなかった実技試験が
ノースカロライナ州でも2021年春ようやく再開
(非接触型ロードテストはもう少し前に再開したが予約が取れず)
- 2021年5月にドライバーライセンスをゲット!
渡米後しばらく実技試験が
再開されなかったNC…
私はドライバーライセンスを取る前に
「Leaner’s Permit」とよばれる
「仮免許」をとりました!
実技試験が再開した今は、
運転免許を取ったほうがいいです!
しかし、運転に自信がない人は
まずは、仮免許をとるのもおすすめです♪
SSN取得までの奮闘記はこちら↓
アメリカの免許制度
ちがう州でも運転できるの?
アメリカでは、州ごとに、独自の法律を定めてあり、道路交通法も例外ではありません。
州によって運転に関する法律、細かい運転規則、免許の取得方法などは違いますが、おおよそのアウトラインはどの州でも同じです。
そのため、どの州かの免許があればアメリカ国内どこでも運転できます。
ただし、州が変わるお引っ越しをした場合は、お住まいの州の免許をとり直す必要があります。
(基本的に、州によって転入後〇日以内と指定があります。NCでは60日。)
国際運転免許証、持っていればいいの?
国際運転免許証+日本の免許証で、
アメリカでも運転することができます。
しかし、一定期間を過ぎても国際運転免許で運転していると、
無免許運転とみなされることがあるそうです。
旅行などの短期の滞在でない場合には、
できるだけ早く、アメリカのドライバーライセンスを取得したほうがよいでしょう。
ドライバーズライセンスを取得する手続き
- DMVの予約・必要書類の準備
- DMVでの受付
- 窓口で必要書類の確認・提出
- 運転知識・筆記試験(日本語可)
- 視力検査
- 交通標識・口頭試験(英語のみ)
- 路上での運転実技試験
- 最後の手続き(料金の支払いなど)
仮免許のみ取得したい場合には、
路上での実技試験のみありません。
予約・必要書類の準備・受付
コロナの前までは、直接DMVに行けばよかったようですが、
現在は(執筆時:2021年6月)
NCのDMVは予約をしないと入ることができません。
私が行った時には、列に並んでいたとしても、
予約がない人はDMVの中に入れてもらえないようでした。
<必要な書類>
- 名前と生年月日の記載された身分証明書2点
(パスポート、州外発行の免許証、StatesIDなど) - ソーシャル・セキュリティー・カード(SSN)
- 現住所を証明するもの
(電気やガスなどの公共料金請求書・銀行の残高証明書や小切手・車両登録証など) - 自動車損害賠償保険の証明書
- 外国人の場合は、I-94・I-766・グリーンカードなど移民局発行の書類やVISA
- DMV予約の確認番号
※印刷して渡すorメールなどの画面を見せるとスムーズ。口頭でも可。 - Learner’s Permit(仮免許を事前に取得していた場合)
私は、
・パスポート(VISAも)
・StatesID / Learner’s Permit
・SSN
・銀行の小切手(VOTEDと記載して使う)
・自動車損害賠償保険の証明書
・I-94
・DMVの予約の確認番号
の書類でOKでした!
私の場合、
仮免許と実技は別の日に受けたので
実技試験以外の詳しい流れは
他の記事でまとめてあります♪
準備についてはこちらの記事にも↓
筆記試験・視力検査・口頭試験など当日の流れ
ここまで全て、クリアすれば
ラーナーズパーミット(仮免許)がゲットできます。
(当日は紙の仮のもの。本物は、後日郵送されてくる)
路上での運転実技試験が実施されている場合は、
実技試験を受けるかどうかを聞かれます。
・路上試験を受けない or 受けたけど不合格
⇒ ラーナーズパーミット(仮免許) をゲット
・路上試験を受けて合格
⇒ ドライバーライセンス(運転免許) をゲット
筆記試験・視力検査・口頭試験など、当日の流れはこちら↓
運転技能試験(路上試験)
DMV公式HPに書かれているチェック項目
NCDMV公式HPのDriving skillsを訳してまとめました
https://www.ncdot.gov/dmv/license-id/driver-licenses/new-drivers/Pages/driver-license-tests.aspx
※2021年6月現在表示されている情報
速度は絶対に守ろう!オーバーは一発アウト⁉
最高制限速度は必ずチェックしましょう。
オーバーせず、遅すぎずジャストな速度で走行!
DMVの実技試験のルートによっては、
道の途中で最高制限速度が変わることもあります。
ルートが分かっている場合は、実際に走行して確認。
ルートが分からない場合も、DMVの近くを走って確認しておくと心に余裕ができるでしょう。
Google mapを使いながら
走ってみると、
制限速度も表示されますよ。
(一部表示されない道もあります)
<一般的な最高制限速度(NC運転マニュアルより)>
市や街中、特に指定がない場合 35mph
市や街の外 55mph
州間幹線道路 70mph
※街中では45mph、住宅地、スクールゾーンでは25mphなどの表記もよくあります
バックは助手席に手をかけて後方を見る!?
<バックの定義(NC運転マニュアルより)>
左手でハンドルを操作し、右肩越しに後方を見る。
ミラーのみに頼ったり、側部の窓から見てはいけない。
10mph以下の極めて低速で後退する。
スリー・ポイント・ターン
前後・左右、サイドミラー、バックミラー、目で「これでもか!」というくらい、周囲をしっかりと確認して、3回で方向転換できればOK!
<スリー・ポイント・ターンとは(NC運転マニュアル+追記)>
①右ウィンカーを出し、道路の右端に停止してからスタートする。
②周囲を見渡し、他の車がいなければ、左ウィンカーを出し、ハンドルを左いっぱいに切りながらゆっくり前進する。道路の左端から数インチ内で止まる。
③もう一度、周囲を見渡し、他の車がいなければハンドルを右いっぱいに切りながらゆっくり後退する。道路の右端から数インチ内で止まる。(道路に対し90度直角、もしくはそれ以上に行きたい方向に車体が向いていれば、次のターンで完了できる)
③ハンドルを左に切りながら、ゆっくり前進する。これで完全方向転換できなければならない。
YouTubeでみたり、
すでに試験を受けた人に聞いたりすると
よいでしょう♪
クラクションはいつ鳴らす?
試験中は必要やむえないとき以外に鳴らさなければ、大丈夫!
<クラクションの定義(NC運転マニュアルより)>
クラクションを鳴らしていいのは、「法令の規定による場合」と、「危険を回避するために必要なやむを得ないとき」に限られ、それ以外は、鳴らしてはいけない、鳴らさないのが原則。
- 左右の見とおしのきかない交差点
- 見とおしのきかない上り坂の頂上で「警笛鳴らせ」の標識がある場所
- 山間部や曲がりくねった道路の「警笛鳴らせ」の標識がある区間内で、左右の見とおしのきかない交差点
- 見とおしのきかない曲がり角、上り坂の頂上を通過するとき
その他の運転技能とルール
NCのDMVの運転マニュアルには、運転の技能についても、詳しく詳細が書いてあります。
交通ルールなどは日本とアメリカ違うところはありますが、基本的な運転の技能については、同じです。
ただ、私のようなペーパードライバーや運転初心者で心配な人は、運転ハンドブックを読んでおくと、勉強になります。
2018年度版 日本語マニュアルや、最新版 DMVの公式サイト(英語)をご確認ください。
実際の運転実技試験の流れ
当日私が受けた時の
実技試験の流れの詳細は、
次のページにまとめてあります♪
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